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mizkan(ミツカン)フルーティス!生活習慣病を予防できる!?飲みやすくフルーティなお酢を飲もう!

このサイトでは“ノンアルコールドリンク”ついて紹介しています!

今回は夏の暑い時期、なんかサッパリとしたものが飲みたいなーと思っていた時にたまたま流れたCMが気になったので調べてみました!

それはmizkan(ミツカン)の 商品”フルーティさ”にこだわったビネガードリンク「フルーティス」のCMでした!

僕自身、中学高校の頃は夏バテ防止にリンゴ酢のドリンクを飲んでいたのでとても気なりました!

フルーティスって何?どんな味?mizkan(ミツカン)ってどんな会社?そもそもお酢って何?体に良い?そんなことを調べてみました!

フルーティスとは

フルーティスは2020年1月に販売が開始されました。僕はCMでその存在を知ったのですが、最初のCMがモデル・女優の山本美月さん、新しいCMはこちらもモデル・女優の桐谷美玲さんがやっています!なかなか人気のある女優さんを起用しているあたり力が入っていますね!

そして女性をターゲットにしていることがよくわかります!

販売は水などで割って飲む「希釈タイプ」、そのまま飲む「ストレートタイプ」、紙パックの「飲み切りタイプ」、炭酸割でペットボトルで販売している「スパークリング」(関東圏のみ)があります。

テイストは希釈タイプでは

「ざくろラズベリー」「シャルドネ」「ピーチライチ」「ピンクグレープフルーツ」「レモネード」

の5種類があります。

希釈タイプのざくろラズベリー シャルドネ ピンクグレープフルーツ ピーチライチ
レモネードは2021年9月3日に発売されたばかり

ボトルのデザインも可愛らしいですね!

”健康需要の拡大に伴い、お酢ドリンク市場はこの5年間(2016~2020年)で119%と右肩上がりに伸長しております。市場拡大に伴い、「お酢を飲む」人を増やしたいと考え、従来のお酢ドリンクとは異なるコンセプトを持つブランド「フルーティス」を立ち上げることとなりました。” ”酸っぱい飲み物というイメージ通りの味にしては長らく愛されていく商品にはできないと考え、ミツカンが持つ技術を棚卸し、様々な検討を重ねた結果、お酢がもつイガイガした喉への刺激やツンとした香りや、独特の酸味を抑制することを目指しました。”
ターゲットはおしゃれ女子!ビネガードリンク「フルーティス」の開発秘話に迫る | ミツカンのはなし | ミツカングループ (mizkan.co.jp)

とあるように、現在は30~50代女性がメインの購買層らしく味も好評で、お酢ドリンクというよりも「普通に飲み物としておいしい」という声もあるそうです。

株式会社Mizkan(ミツカン)とは

株式会社Mizkan愛知県半田市に本社を持ち、支店・営業所・事務所は北海道から沖縄まで20か所に。工場は5か所にある正に大企業です。

始まりは初代又左衛門が1804年に「中野又左衛門家」を興し、酒造業の傍ら酒粕を原料にした粕酢(かすず)、今でいう赤酢の製造を始めたことでした。

当時、江戸では握り寿しの原型”早ずし”が人気で、あちこちに寿司の屋台が見られるようになっていました。

早ずしには当時は高価な”米酢”が使用されていましたが「これを粕酢にすればもっと手軽な寿司が作れるはずだ」と積極的に売り込みをし、市場拡大とともに、出荷量を増やしていきました。

江戸幕府が倒れ、明治時代になり文明開化が訪れると庶民の暮らしも豊かになります。お酢を使った料理が一般家庭でも並ぶようになり、お酢の需要は年々拡大していきました。

1887年には家紋を元に現在のミツカン(三ツ環)マークが誕生します。

ミツカンの穀物酢 三ツ環のマークが大きく入っている

酢作りだけでなく他の事業にも積極的で、当時では珍しビール造りを始め「カブトビール」が誕生します。現在ではビール造りは行っていませんが「半田赤レンガ建物」として建物が観光名所になっています。

また中埜銀行を設立し、地域産業発展の役割をしていました。(こちらは伊藤銀行、後の三菱東京UFJ銀行に営業譲渡)

現在は「買う身になって まごころこめて 良い品を」を理念に総合食品メーカーとして日本だけに留まらず、アジア、北米、欧州に活動の拠点を広げています。

”味ぽん””カンタン酢”などの人気商品をはじめ、めんつゆや鍋つゆ、みりん、料理酒など幅広く展開し、特に近年納豆は”金の粒”や”におわなっとう””骨元気”などが主力の商品となっています。

お酢とは

そもそもお酢とは何なのでしょう?

歴史的には紀元前5000年頃、古代バビロニアの記録に干しブドウやナツメヤシを原料にお酢を作っていた記録があるそうです。

キリスト教「旧約聖書」にも飲み物として登場し、古代ギリシアではヒポクラテス(前460~375年頃)が病み上がりの病人にお酢を薦めたり、中国”周”の時代(前1050~256年)では漢方薬として効能が認められていました。

日本に醸造技術が伝わったのは4~5世紀(古墳時代~飛鳥時代辺り)とされていて、中国からお酒を造る技術とともに伝わりました。酢は糖分があれば何でも原料になるので、稲作文化の日本では米酢が主流になりました。

先程もあったように酢は 糖分があれば何でも原料になるので、 その土地や風土、環境にあった農作物から造られます。

また酢を製造する工程で、必ずお酒(アルコール発酵)が造られ、そこに酢酸菌が加わるとお酒のアルコール成分が酢酸発酵により酢の主成分である酢酸に変わります。なので「お酒があるところに、必ず酢あり」と言われていて

  • フランスやイタリア、スペイン、ポルトガルなどのワインの国ではぶどうを原料にしたワインビネガー(イタリアではバルサミコ酢も)
  • ビールの国イギリスでは大麦麦芽を原料にしたモルトビネガー
  • オランダやアルゼンチンではトウモロコシなどの穀類を原料にしたジンからホワイトビネガー
  • 中国ではもち米を原料にした紹興酒から香酢
  • フィリピンではパイナップルビネガーココナッツビネガー

など世界には様々な酢があります。

ちなみにお酢の英語、ビネガー(Vineger)の語源はフランス語のビネーグル(Vinaigre)で、

Vin(ワイン)+Aigre(酸っぱい)=ワインが酸っぱくなったものからできたそうです。

お酢の成分

お酢の主成分は酢酸です!学生時代に化学式を覚えたと思いますがCH₃COOHですね。

他にもクエン酸、グルコン酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機物、酢の種類によってはミネラル分も豊富に含まれています。これらの成分が様々な効果をもたらします。

  • 高血圧抑制、血中脂質低下、血液サラサラ効果
  • 疲労回復
  • 胃酸の分泌を高め消化促進、食欲増進、夏バテ防止
  • 免疫力向上、がん抑制効果
  • カルシウム、マグネシウムの吸収補助
  • 便秘改善
  • 美肌効果
  • 内臓脂肪の減少
  • 防腐、抗菌、殺菌効果
  • お肉を軟らかくする

こんなにも多くの効果が一日大さじ一杯(15ml)を目安に摂ることで得られます。

ただし毎日継続して摂ることが必須になります!

これらの効果を手軽に、美味しく摂ることがフルーティスはできるわけです!上の方では”ターゲットはおしゃれ女子”とあり、実際30~50代の女性をターゲットにし、支持されているようですが、これだけの効果があるなら

男性も飲むべきなのでは?

と思います!

フルーティスの水割りを試してみた!

フルーティスは様々なタイプの商品がありますが今回は希釈タイプを使って水割りを作ってみました!

割り方はフルーティスに対し水を1:3の割合で混ぜます。(今回はグラスに合わせ50ml:150mlで割っています)

最初はざくろラズベリー

フルーティスの中ではスタンダードなテイストなのか希釈タイプ、ストレートタイプ、飲み切りタイプ、スパークリングと全タイプで販売されています。

色はざくろラズベリーらしく少し深い赤。

ちゃんと果汁が入っているので、ざくろとラズベリーの風味がよく、酢の刺激はありますが飲みやすいです!ただ人によっては少し薄味に感じるかもしれません。

次はシャルドネ

こちらもざくろラズベリーと同じくスタンダードなのか全タイプで販売されています。

色は透明度の高い黄色、ゴールドというのでしょうか。”シャルドネ”と付く辺り白ワインを意識させる色です。

こちらはリンゴ果汁以外にフルーツ果汁が入っていないのでまんまリンゴ酢ドリンクっていう感じです。ただ甘みも強くなく、酸味や刺激もまろやかで食事と一緒の飲んでも良さそうです!

次はピーチライチ

こちらはざくろラズベリー、シャルドネとともにフルーティスの発売当初からあるテイストです。

色は白く濁った感じで若干黄色がかっています。

飲むと先に酢の酸味、刺激のが喉に来ますが、後にピーチとライチのフルーティーな風味が口に残り普通のジュースのようにも感じます!

次はピンクグレープフルーツ

こちらは先の3つより後の2021年3月2日から販売をしています。

色は透明度のある薄いオレンジ。

普通のグレープフルーツではなくちゃんとピンクグレープフルーツの味がし、果汁感も感じます。

少し水っぽく感じるので氷は入れない方がいいかも。酢の酸味、刺激も弱くでさっぱり目に仕上がっています!

最後はレモネード

こちらは2021年この9月に発売されたばかりです!酸っぱいもの同士の掛け合わせでどんな味になるのでしょう?

色は少し黄色がかった白。ピーチライチと同じようですがこちらの方が透明感があります。

酢のにおいや刺激はありますが、レモンの酸っぱさや刺激と変わらなく感じ、普通にレモネードを飲んでるようです。ビネガードリンクと言われなければわからないかもしれないくらい飲みやすいです!

まとめ

今回は以上になります!

フルーティスから色々と調べてみましたが、お酢に思った以上に多くの効果があり驚きましたね。

もちろんお酢だけ飲んでいれば良いというわけではないと思いますが、フルーティスは本当に飲みやすくおいしいので習慣づけるのも良いなと思いました。

今回5種類を試してみて、薄めに作ってフレーバーウォーターみたいに飲むのはおすすめです!特にざくろラズベリーとピンクグレープフルーツ!僕は普通の倍、1:8くらいがいいかなと思いました!

またmizkan(ミツカン)の歴史にも少し触れましたが、僕の地元、愛知県でこんなにも栄えていたことにも驚きました。お酢の、寿司の歴史を作っていたとは!残っている「半田赤レンガ建物」には今度行ってみようと思います!

次回からはmizkanも推薦するフルーティスの別の割り方やノンアルコールカクテルを紹介していきたいと思います!!

最後まで読んでいただいてありがとうございます!